僕が出場するために努力したそのレースを観戦に来ました。ここは富士スピードウェイグランドスタンドです。今年も予定が狂って、出場者ではなく観戦者になってしまいました。しかし、富士のホームストレートは長いな。もてぎのホームストレートが3本は入るぞ。
REDBULL KARTFIGHT JAPANFINALは今年で3回目。開催毎に違う会場で行われて、かつ事前練習ができない特設コースをアレンジして行われています。
今年は富士スピードウェイの、
ドリフトコースです。
基本、カートでは踏み入れることのないコースです。2012、2013と都心の特設コースでの開催で、一般観戦者が非常に多い環境で良かったんですが安全面でヒヤリとする場面もありモータースポーツ用の会場での開催と相成りました。
一般の観客が減り広告効果は低下しますが、車の運転や企業の安全管理業務でよく謂われる、「ヒヤリ・ハットの法則」の観点からいえば危ない場面は繰り返すと致命的な事故に直結するので致し方ないところでしょう。企業自らが運営するのイベントで怪我人や死者が出るのは最大の禁忌です。
物販のテントもずらりとならび、ウィングガールズのREDBULL MINIも破格の三台そろい踏みして頑張ってますが、一般来場者が少ない状況ではご覧の通りの閑古鳥。まぁ、鈴鹿のF1の前日ですからね。昨年のダニエル・リカルドの様なレッドブルドライバーのゲストも無しです。
さて、観客もコースを歩けるとのことでこの機会を活かしてコースを歩かせて戴きました。
ある程度予想はしていたもののまさかこれほどとは。ドリフトカーがなすりつけたタイヤのゴムがまるで舗装構造の一部であるかのようにコース一面に均一にゴムが乗っていて、アスファルト路面というよりゴム路面と言えるような状態になってます。
デッキシューズを通して伝わってくるもっちりしたグリップ感を感じながら、「レース出たかったねぇ」とちょっと寂しさを纏って第1コーナーを歩いている時、その後方では小さい女の子が路面にゴロリと寝っ転がって全力で駄々をこねていたようです。
たぶん「うぇぇぇぇっ、もう歩きたくないーっ」とか言ってるんでしょう。
お母さんは困ってるんでしょうが、見方を変えるとこの子、このコースを全身全霊で満喫しちゃってますね。まるで五体投地。この後、レースも観て、寝っ転がってじたばたした記憶と混ざるとこの子にとってどんな思い出になるんでしょうか。
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