このコースは昨年、レーシングカートの総合ディストリビューターの栄光さんの資本が入り名称が以前の『アクティブカートクラブフェスティカ』から『フェスティカサーキット栃木』へと地味に変更されています。
この日はこのコースのレンタルカート占有日で午前中は埼玉トヨペットがスポンサーとなったレンタルカートの3時間耐久レースイベントが開催されていました。
我々の目当てはK4Aという、今までのスポーツカート用4ストロークエンジンから発想を新しくした高回転型エンジンです。午後の三時間程、これに試乗できるというので行ってきました。
スバルのKX210と比べてパッと見、さほど違うようには見えませんが
KX-21はこの通りシリンダーが正反対の方向へ伸びています。
このK4Aというエンジン、そもそもスクーター用のエンジンのクランク~ヘッドを土台に開発されているらしいのですが具体的にどれがそうなのかはわかりません。ただ造形のセンスはヨーロッパではなくアジアのセンスですね。台湾辺りかな?とおもってます。
ホームストレッチでの力行時のエキゾーストノートはKX210が「ボロロロロロッ」という一発々々の爆発の粒がしっかり立った低音主体のものであるのにたいして「ブビーーーッ」という感じの連続音で、回転域が明らかに高回転域であることがわかるものです。
3時間ばかりの間に8分6分6分で三回乗れたので3グループあったからざっくり三倍するとちょうど60分間にわたってこのエンジンをみんなでぶん回したのですが「あれっ?」と思うほどにガソリンを消費してました。燃費が悪い感じがしますが、これはアイドリングが異常に高く調整されてたせいもあるかもしれません。K-TAI本番ではスリップストリームに入ってアクセルを抜いて燃費を稼ぐ走法を多用するのでアイドリングは低めにしないといけないですね。
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