チームオーナー豊岡氏がそのチャレンジ精神から、一定の成功を収めた昨年のK-TAIの仕様のまま臨む事を良しとせず数か所替えてきました。
まずマフラーは昨年と同一の力技システムのものにサイレンサー出口にアルミ削りだしのバッフルを挿入しました。これは抜けすぎを防ぎ、かつ排気管への戻りを防ぎトータルでは排気管内がより低い気圧で推移するように内径と形状を地味なテストで決定したものです。
キャブは、大枚はたいたミクニTMR-ヨシムラMJNはセッティングしきれず断念、結局ロビン純正の通称「41キャブ」で行くことになりました。明日は天候次第でジェットを交換しながら7時間を走り続けるような展開も想定しておりあまりにもたくさん調整箇所がある高級品は宝の持ち腐れになることを懸念したためです。
ほとんどのチームが茂木の長い直線に合わせていかに回すかを目指しているところをわがチームは登りこう配で間を詰め、その次の登りで抜けるカートを作ろうとしました。その試みが成功したかどうかは明日わかります。
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