先日、移動手段のバネットの車検を通したのですが、その時に修理工場から「ステアリングセンターロッドという部品が、新品に交換しないと次の車検は通せないですよ。」と通告を受けました。
元々前回の車検時にも油圧プレス機で軸受けを潰してガタを無くしてごまかしていたのでその時に修理工場出入りの部品商に発注を依頼していました。その時の在庫ステータスは[欠品中・受注状況を監視しつつ製造依頼待ち]とのこと。その時は、発注を継続してもらったつもりだったんですが、どうもこの部品商キャンセルを恐れて正式な発注をしていなかったみたいですね。
あきらめるのを待っていたような気配すらあります。修理工場から「こうなったら部品持ち込みの修理も受け付ける」との言質を得て古い付き合いの二輪純正部品が専門の部品商にあたってもらったらあっけなく製造廃止との返答です。
この部品商の分析では「発注を正式に出していれば二年もの間何の返答もなく製廃になる事は絶対無い。これは発注してないですね。」とのこと。やられました。今年の三月だかにキャブレターを新品にした時の部品商と同じ部品商のはずなんですがすぐ出る部品は高価でも発注かけるくせに「受注を監視」とか言われる途端にビビるんですね。
へなちょこですな。商人として。
次なる手段としてそれなりの趣味者の店にあたってみました。どういう趣味か?
日産、ダットサン、プリンスの旧型商用車の店があったんです。高校の時の同級生から教わりました。
まぁ、バニングから派生した趣味なんでしょうけど恐ろしく古い商用車や商用車ベースのワゴンばかり集まっているクラブを核にしている店の様ですわ。クラブ主催のミーティングのチラシもらってきてるんですが参加資格が1985年以前というんですから驚きます。私のバネットが1989年式ですから相当古い車ばかり集まってるみたいです。店の御主人が「うちのお客さんの中では一番新しい部類に入りますね。」とおっしゃるのも無理ありません。
発注の意志をはっきり伝え、パーツカタログのコピー、車検証コピー、パーツの写真を渡すと「大丈夫、普通に入手できますよ」との返答。「どっちにしろ国内モノ」ですとのこと。納期は一週間。
ほっとして頼もしさを感じつつも、初心者がその道の大家から教授を賜るような上から目線を感じ少しいらっとしつつ帰宅の途へ。
ところが昨日午後になって連絡。まさかもう入手した?といぶかしがりながら電話に出ると「申し訳ない、国内在庫は本当に無いことが判って、次の手段(輸入)に移りたいのですが納期が最大1か月ほどかかる見込みですがよろしいですか。」とのこと。こちらは初めからそれを望んでいたので困った振りをしつつ1も2もなく承諾。
内心「やっと本気になってくれた」とほくそ笑んでました。
腰を据えて待つとしましょう。
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